昨日まで冷たい風を出していたカーエアコンだったのに、今日は全然冷たい風が出てこない!!
もしかしてカーエアコンの故障?
旅行2日目に起こった悲劇。
1日目の移動中は普通に快適な車内空間だったのに2日目宿泊先より移動の最中に気が付いた。
カーエアコンが全く効かない!!
暖かい空気しか出てこない!!
操作ミス?って何度もボタンを切り替えてみる
全く状況が飲み込めない、意味が分からない、いつもと違う状況に理解するのに時間がかかりました。
この日は気温30度を超える猛暑日。
冷静な判断を失うほどの暑い日の上この過酷な温度の車内はとても耐えられない。
エアコンガスが足りてないのかな??
自分じゃわからないので近くのENEOSガソリンスタンドで点検してもらう
エアコンガスが足りてないのならガソリンスタンドで入れてもらえればいい。
エアコンのファンベルトが滑っているのならワンチャン調整してくれるかも。
コンプレッサーが動いてなければその旨を教えてくれるかも?
なんて淡い期待を持ってちょっとした整備もできそうな大きめのENEOSガソリンスタンドに駆け込んだのである。
ENEOSのサービスマンさんからはどうなるかわかりませんが一応診てみますととても温かい言葉をいただけました。
エアコン検査の結果
エアコンガスはちゃんと入ってます。
どうもファンが止まっているようです。
コンプレッサーも動いてません。
なんだかこれってヤバいんじゃ・・・なんてその状況を瞬時に察する。
ENEOSサービスマンのお兄さんは「ウチではこれ以上手を出せる状況では無いのでディーラーで詳しく検査してもらった方がいいです」ってアドバイスを頂けました。
ここまで状況を検査してもらって点検料も受け取らないってとっても神対応なエネオスさん。どうもありがとうございました!
いざというときに大変役に立つのがENEOSカード。
エンジンが止まってしまったとき、走行できなくなった時に助けになるのがENEOSのロードサービス
ENEOSカードはレッカーで運んでもらうこともガス欠になった時など30分以内の路上修理なら無料で助けてもらえる大変便利なサービスがついています。
私はこれで本当に助かりました。
ENEOSカードはいざというときに本当に助かります。
近所のトヨタカローラに電話してみる
その日は日曜日で予約でいっぱいだったトヨタカローラ。
自分的には自宅から100キロ以上の場所だし外気温は30度以上、その上エアコンが壊れているという状況は緊急を要すると思うのでもしかしたら特別な配慮で対応してもらえるかと期待したんだけど電話で聞いたトヨタカローラの返答は「予約でいっぱいなので見ることはできない」との答えが返ってきました。
うん、考えが甘かった。
次の目的地中之島の潮干狩りの開場の時間があるのでもう開き直ってそちらに向かった。
ちなみに1日目は稲毛海岸でグランピング
2日目は中之島で潮干狩り
この事件は二つの記事の間に起きたトラブルでした。
ヒューズが跳んでいるのかも知れない
中之島公園の駐車場に着き次第、アルファードのヒューズボックスを探した。
マニュアルを読むとエアコンのヒューズはACCのヒューズと同じものだからだ。
しかしヒューズボックスは助手席の足元、グローブボックスの裏にある。
目視できないうえに手すらその部分に届かない。
↑写真だとわかりずらいですがヒューズボックスは助手席側の足元左側のカバーを外すとこうなっています。
↓この外した部分から上をのぞき込むと上の方(グローブボックスあたりになる)にかろうじて見えるのがヒューズ。(かろうじて写真右上に確認)
頭や手が入る場所ではない。(コネクタ類を外してコレ)
そうすれば届くのか地元のトヨタディーラーに電話し、ヒューズの交換のしかたを聞いてみると「長めのラジオペンチのようなものを使わないとヒューズを抜くことはできない」と返ってきた。
いや、道具があったとしても目視できないから狙って外すことも出来ないんですけど・・・
もうあきらめてさっさと潮干狩りを終わらせて、地元のディーラーに帰ったら見てもらうことにしました。
地元ディーラーでの点検結果
点検してみてもらったところ故障の原因はわかりませんでした。
ヒューズは跳んでないと説明された上で、詳しい内容はガソリンスタンドの話と一緒で
エアコンガスは入っている
コンプレッサーは動いていない
ファンも動作していない
全く一緒である。
ここまで来る途中は助手席のパワーウインドウが操作できなくなってたことも話し、操作してみたらサービスマンの前では普通に動作しました。
サービスマン曰く「ハイブリッド車はバッテリー電力が落ちると電気設備を止めていく機能が有るんですよ。今点検のためにこの周辺を一周してきたのでバッテリーが充電して復活したのかもしれませんね。」との発言。
専門のエアコン屋さんで見てもらうしかないとのことでお願いすることにした。
で、さっきのサービスマンの発言を思い出し、ここである仮説が産まれた。
もしかしたらバッテリーがヘタっているのかもしれない
バッテリーは交換してから5年7万キロ走っている。
いくら何でも交換時期がとっくに過ぎてない?
そんなわけでバッテリーを交換してみました。
そしてこの流れ↓↓↓ハイブリッドバッテリー交換の巻
バッテリーを交換してみた結果
うん。変わらない。
良くも悪くもなってない感じです。
全く意味はなかったような行動でしたが、やはり5年と7万キロは普通に考えたら交換時期をとっくに過ぎている。
交換してよかったと自分に言い聞かせます。
車をディーラーに預けエアコン屋さんの検査の結果を待つ。
エアコン屋さんでの点検の結果
どこが壊れているのかわからない
ファンも壊れているかもしれない
コントローラーも壊れているかもしれない
とのディーラーの説明。
結局ガソリンスタンドもディーラーもエアコン屋さんも同じ回答ではないか・・・
・・・そして交換箇所って結局エアコン関連全部じゃない?
ってなわけで交換してもらうことをお願いし、修理上がりで帰ってきました。
気になる修理代は・・・約29万円
古い車で普通ならこの機会に別の車を買う人もいるだろうけど、自分はその選択肢はなかった。
やはり愛着のあるこの車はまだまだ頑張ってもらわねばと思う気持ちが強かった。
エアコン故障修理までの話 まとめ
2年おきくらいに大きな修理に見舞われる10系アルファードだけど愛着あるのでまだまだ頑張ってもらうぞー。
今回、3か所での点検でほぼ同じ答えが出て、結局のところ分からないので全部交換って形になってしまったのですが、本当にエアコンを理解している業者のところに持ち込んだら的確な場所だけを故障判断してそこだけ修理をしてもらい代金もここまでならなかったかもしれない。(実際どうだかわからないけど)
きちんとプロフェッショナルな電装屋さんに依頼しておけば結果は変わったかもしれません。
ディーラーはエアコン専門じゃないので専門の業者さんを見つけてそこにお願いした方がいいかも知れませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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