シャッター後付け電動化キットを自分で工事
うちの手動シャッターを電動シャッターにしてみたい!!と思ったことはないですか?
いざやってみようと思って
電動シャッターにする工事代は高いんじゃないの?
電動シャッター化にするって大変じゃないの?
自分で手動シャッターをなんとか電動化できないかな?
と思った人はかなりいるんじゃないでしょうか?
私もそう思っていました。
電動シャッターはとても高価なイメージがあり、手動シャッターを後から電動化することや、自動化キットの取り付けが難しく工事代が高そうだと想像してしまいます。
しかし、こんな先入観を吹き飛ばすかのように、安くて工事も簡単そうなとてもいいものを見つけてしまいました。
それは後付けの電動シャッターキット、
システムデザイン社の「スマートガレージKIT」です。
このキットを既存のシャッターに組み込むと電動シャッターのようにスイッチで動かせるようになるという代物。
またスマートフォンやリモコンでも操作出来ちゃいます。
しかもこのスマートガレージKITは有名メーカー製のシャッターならほとんど取り付けできるようです。
取り付けられるかわからない場合、システムデザイン社に問い合わせると丁寧に答えてくれます。
で結構取り付けた様子をネットにアップしている人が多くて、それらを見ると結構簡単に取り付けることが出来るような感じ。
ちょっとした工作が出来そうな人ならチャレンジしてみるのもいいかも。
シャッター電動化を考えている人は多少電動ドライバードリルを扱える技術を持っていれば自分で取り付けしたほうが絶対お得。https://t.co/E0CoGuAKW2
— 自称、為になること (@I_LIKE_gadget) July 14, 2021
私が参考にしたのはレッドメモリー様の動画
↓↓↓この動画
この動画を見て自分でも出来そう!!
って思ったら挑戦してみてはどうでしょうか?
スマートフォンでシャッター開閉
シャッターの開閉はどのように操作する時って普通ならシャッターの横にスイッチがあってそれを操作して動かすって普通は思いますよね?
でもその方法以外にもシャッターを開閉する方法があるんです。
スマートガレージKITは物理スイッチが付いていてそのスイッチで通常は開閉するのですが、なんとスマートフォンアプリでも開閉できちゃうんです。
このキットを取り付けると出来ること
- 手動シャッターが電動シャッターになる
- スマートフォンで開閉の操作ができるようになる
- 市販のリモコンを設定すればそれでシャッターを開閉が出来るようになる
- コンセントを抜けば手動でシャッターを開けられる
これは・・・完全に電動シャッターと同じじゃないですか!
シャッターの開け閉めのわずらわしさが完全に無くなります。
もう重たいシャッターを手動で開けるなんて考えられない。
スマートガレージKITの価格
でも気になるのがお値段。
ずいぶんお高いんでしょ?と思いがちですが、
そのKITの価格は税込み5万5千円!!
これは買うしかないでしょう!!
ってわけですぐに買って取り付けてみました。
ちなみにここから購入できます↓↓↓
品物到着
キットと言うくらいなので当然自動シャッターの部品が送られてきました。
思ったより部品の数が少ないです。
ラッキー!!これなら出来そう!!
モーターとギアとスイッチです。(そのまんま)
配線通しの針金も入っていました。
多少工具の使える人なら自分でDIYできそうです。
電動化キットの取り付け場所
我が家の取り付け個所はここ↓
もともと店舗でした。
親が商売をやめてしまったのでキッチンをDIYしました。
このままだとシャッターの開け閉めが大変なので今回の電動化を模索していたところシステムデザイン社のスマートガレージにたどり着いたわけです。
取り付け場所は壁の中
面倒なことにシャッターボックスは壁の中です。
取り付けはシャッターボックスを開いての作業となりますのでこの状態じゃ取り付けは出来ません。
建物の内側から作業
見た感じ外付けシャッターといったところでしょうか。
幸いにも我が家はこの内側をDIYリフォームしていたので内側の壁を貼る前に内側上部から手を伸ばしてモーターとギアを取り付けました。
空間が狭かったのでちょっと体がシャッターに乗っかる感じで作業をしました。
作業内容としてはシャッターの芯棒にモーターとギアを取り付け、モーターの配線を芯棒の中を通しシャッター脇に落としてきて付属のスイッチに接続です。
↑シャッターの芯棒にモーターとギアを取り付けたところ
↓取り付けたモーターの配線を芯棒に通したところ
一番大変だった作業
作業で一番大変だったのはシャッターの芯棒に配線を通すこと。
シャッターボックスがむき出しの状態ならば簡単に通せたかもしれません。
私の場合は頭を壁の中に入れられるのはモーターを取り付けた中心付近のみなのでシャッターの端の部分は手探りの作業で配線を通しました。
付属の配線通し用針金に配線をビニルテープで止めて芯棒の中を通すのですが出口で針金が引っかかって出てこないw
よって付属されていた配線通し用の針金にちょっとある部品を後付けしました。
それはインシュロック(結束バンド)です!!
キットに同梱されていた針金の先にインシュロック(結束バンド)をビニルテープで巻き付け、針金の先に柔軟性を持たせました。
インシュロックは長めに針金と抱かせてビニルテープでまとめると外れにくくなりますよ。(写真を見てもわかるように長く巻いてます)
これなら芯棒の端のシャッターボックスの壁に当たっても必ず横から出てきます。
かくして配線は無事通すことができたのでした・・・
結束バンドって重宝しますよね。ちょっとしたものを縛るのにうってつけ。
余っても何かに役に立つのでウチでは買い置きの一品です。
シャッターのスイッチへのケーブル以外の線はテレビアンテナ線(同軸ケーブル)とLANケーブルだよ
配線をスイッチに繋げたら初期設定
Androidかiphoneなどのスマートフォンでアプリをインストールして動作テストをします。
動き始めて負荷がかかるところや止まるところがグラフで見ることができます。
テストが終わればスマートフォンで操作もできるようになります。
作業時間は?
作業自体は半日から1日かからないかと思います。
意外と簡単。でも電動ドリルは必要。工作ができる人なら穴あけとかも余裕ではないでしょうか?
インパクトドライバーは一家に一台!
ちょっとしたDIYで必ずと言ってもいいほど使います。
ドライバーとして様々なシチュエーションで活躍しドリルチャックを取り付ければドリルとしても使えます。
24年ほど前に取り付けたシャッターで男でも重たく感じ、開閉時にうるさい音を出していたこのシャッターが電動で静かに開いていく姿はとても感動です!!
今回気が付いたこと↓↓↓
電動シャッターの良いところ
●開閉時の手作業が無くなりラクチン
●開閉時の音が静か
●お年寄りや子供でも腕力のない人でも開閉できる
●窓を閉めたままでも開閉できるので雨や虫も回避
●手を使わないので汚れない
とてもエクセレント!!
電動シャッター自体昔からあるものだけど、なんて便利な世の中になったんだとちょっぴり優越感に浸れるような感覚。
電動シャッターの良くなかったところ
●故障すると開けられなくなる
このくらいしか思いつかない。
もうメリットしかないです。
デメリットは無いです。
使っていくうちに、この便利さに慣れてしまってもう手動シャッターには戻れなくなります(笑)
キュリオロックのように・・・
スマートガレージも機械。
故障は運だし、部品の寿命とかもあるだろうし、もしそうなったとしてもその時もまた壁を壊してスマートガレージを交換します。
※万が一故障した場合は、シャッターの電源コンセントを抜けば多少は重たいですが動くようになります。
オプションパーツについて思った事
シャッターが障害物などに当たって動作途中で止まった時に動作するオプションパーツも販売されていますが、そのパーツが無くても障害物に当たれば停止します。
シャッターのリモコンとかもあるけどスマートフォンでも動作するのでそれほど必要とは思いません。無くても十分かも。
ちなみに何か取り付ければ他社製のリモコンでも動作するらしいですよ。
こんな機械↓↓↓
後付け電動化キットの取り付けまとめ
- スマートガレージキットを手動シャッターに取り付けると電動シャッターになる
- スマートガレージキットを取り付ければスマートフォンでも開閉可能
- スマートガレージキットを取り付ければリモコンでの開閉も可能
- スマートガレージキットの取り付けは電動ドリルを扱えれば簡単な作業
- スマートガレージキット取り付けで一番大変な作業はシャフトへの配線通し
- 配線通しはきっと付属の針金と自分で用意したインシュロックがあれば楽に通せる
- スマートガレージキットはシステムデザイン社のホームページで購入可能
取り付け工事で一番大変だったのはシャフトの中央から端へ配線を通す作業。
一度シャフトを外す例や自分で手配した配線通しを使って例を見かけましたが、それじゃせっかくシステムデザイン社が用意した道具と手順に逆らってるように見えましたのであるものを素直に工夫して突破しました(笑)
インシュロックいいですよー
このキットに関しましてはDIYが好きな人はそれほど苦労せず取り付けは出来るんじゃないでしょうか。
お値段も税込み5万5千円とても良心的な価格なのでとてもうれしいです。
他のメーカーだと10万は取ってくるぞ!!
シャッターを手動で開けるなんて大変だとちょっと思ったら絶対これをお勧めします!!