混合ガソリンを自分で混ぜて作った時のお話
この記事では混合容器にて混合ガソリンを作る方法を備忘録として記しておきます。
これから自分で刈払機やエンジンチェーンソーなどの用途で混合ガソリンを作ろうかと考えている人の参考になればと思います。
混合ガソリンは自分で混合すれば安く作れる
作業用に混合ガソリンをそこそこの量を使う人は完成した混合ガソリンを買うよりもずっとお得です。
ホームセンターなどで混合ガソリンを購入すると1リットルくらいで1,000円くらいすると思います。
年に1日くらいしかエンジン式刈払機を動かさないって人はそれで済むかもしれませんが、作業する範囲が広かったり年に数回作業をする人にとっては1リットル缶や2リットル缶の混合ガソリンはあっという間になくなってしまいます。
自分で混ぜて作れば、道具を一式そろえる必要があり、それに対し費用が掛かってしまいます。
しかしそれを準備しちゃえばあとは混合ガソリンはガソリンの値段よりちょっと高いくらいの金額で作れちゃうのです。
- どうすれば混合ガソリンを作れるのか?
- 混合ガソリンを作るために何が必要か?
- 混合ガソリンを扱う注意点は何か?
を知っておくといいかもしれません。
出来ると思ったら挑戦してみると良いでしょう。
一度準備しておけば何度でも作ることができるので覚えておいて損はないですよ。
50対1でも25対1でも作り方は同じで、とても簡単です。
それでは経緯から、作り方を早く見たい方は飛ばしちゃってください。
混合ガソリンを作ることになった経緯
庭がある家庭では毎年必ずやらなくてはならない草むしり及び草刈り。
何も手入れをせずにほっといた私が悪いのです。
誰がやってくれるわけでもないので自分がやらなきゃならないのですが、流石にここまで育ってしまうと手作業では簡単に終わりません。
そんな時に必要になったエンジン刈払機!
刈払機の動力には
- エンジン式
- バッテリー充電式
- 100V電源式
と種類があります。
バッテリー充電式は高いし電気式は電気を引っ張ってこないと作業できないのでエンジン式を選びました。
毎年、2~3回この敷地の草を刈る機会があるので購入しました。
ここで必要になってくるのが 混合ガソリン
ホームセンターやガソリンスタンドに行けば混合ガソリンは購入できます。
何だったらAmazonでも購入できます。
1リットルや2リットルではあっという間になくなってしまう・・・
そうだ!ずっと使い続けるんだからガソリン買ってきて自分で混ぜて作ろう!!
と、これがことの経緯です。
混合ガソリンを作るために必要なもの
準備するものは
混合計量タンク
ネットで購入するとこのくらい
2サイクルエンジンオイル
これと必要なのは2サイクルエンジンオイルですが便利なものでホームセンターに行けば混合容器の傍にこんなものも売っています。
↑1リットルものは見つかりませんでしたが2リットルでもこのくらいのお値段
ガソリン携行缶
ガソリンをガソリンスタンドで調達するために必要なのがガソリン携行缶。
ガソリンは携行缶を持っていかないとスタンドは売ってくれません。
携行缶もあらかじめ準備してからガソリンスタンドに買いに行きましょう。
セルフスタンドでも消防の指導で自分で携行缶に入れることは出来ません。
おそらく身分証の提示とガソリンスタンドの従業員の作業でガソリンを入れてもらう形になると思います。
混合ガソリンの作り方
❶ 混合容器にガソリンとオイルを投入
こんな感じでガソリンとオイルを入れます。
細いほうの容器エリアに書いてあるメモリは右側が50:1ガソリンを作るときのメモリ、左側が25:1ガソリンを作るときのメモリです。
今回は50:1ガソリンを2リットル作るのでどちらも2のメモリに合わせて入れるようにします。
濃い赤のほうがオイル、これを容器の細いほうのところに混合する量だけ入れます。
薄いピンク色がガソリンです。
- 可燃性液体の危険物なので取り扱いに注意してください。
- 容器の文字が見えにくいのでマジックなどで文字をなぞると見やすいです。
❷ 容器を横に傾けて混ぜ合わせる
混合ガソリンを作るうえでの注意点
- 混合ガソリンを作る場所は屋外の近くに燃えるものが無いところで混合しましょう。
- 混合ガソリンは液体可燃物なので取り扱いに注意しましょう。
- 作りすぎの保管は推奨しないので余ったガソリンは車などに入れてしまって消費しちゃいましょう。
- 作りすぎてしまった混合ガソリンは携行缶に入れて早めに使ってしまいましょう。