戸建て住宅の1階をリフォームしていて新たに地デジアンテナを1階の天井裏に設置した。
ところが民放は映るけど地方局の埼玉テレビが映らない?!
そんな状況から埼玉テレビを見ることができるために取った行動をこの記事に記しておこうと思います。
2本の地上デジタルアンテナを混合させる!!
解決策を先に言ってしまうと2本の地上デジタルアンテナを混合させて受信する!!
が答えになります。
事の経緯
元々、我が家は地デジ放送が始まったときに地デジアンテナを取り付けていなかった
当時はVHFアンテナで民放放送を受信し、UHFアンテナで埼玉放送を受信していましたが地デジ放送開始となってアンテナをUHFアンテナにテレビのアンテナ受信プラグにはUHFアンテナを接続したところ、地デジの民放放送が映ったので特に気にもせずそれを利用していました。
受信感度は低かったようで2階は民放局全チャンネル映ったものの1階は時々画像が乱れたり映らなかったりと大変でした。
それでもアンテナは埼玉放送を受信する浦和方面にアンテナを向けていたため埼玉テレビを綺麗に受信していたのです。
1階天井裏に新規地デジアンテナを設置
活動拠点を1階に下ろしリフォームを始めたがこれまでのアンテナは民放の受信感度は悪かった。
改善策として新しく地デジアンテナを設けそれを1階テレビにつなぐ工事をしました。
ここで地デジアンテナをどこに設置するか考えた。
壁面にするか、屋根上にするか、室内にするか、天井裏にするか?
壁面はアンテナ線の引き込みやメンテナンスが大変なので却下、屋根上は屋根に上ることが危険、さらに2階から1階への引き込みが大変だと思われ却下、室内アンテナは今回の工事で1階に複数個所にテレビを設置するので個数分の室内アンテナを購入するのは節約にもならないので却下、最後は天井裏・・・
地デジの電波は木造のものは電波を通すようなので天井裏の設置が可能のようです。
配線もアンテナから埋め込みなので見た目の配線もなくスマート。
後になってもメンテナンスがしやすいのでこの形に決定!!
今回購入した地デジアンテナ
ブースター内蔵で感度抜群です。
これを屋根裏に設置しました。
特に固定もなく、東京タワー方面にアンテナを向けて設置。
アンテナをつないで視聴
アンテナレベルを簡易メーターで計測
計測にはこれを使いました。
コンパクトである程度の受信感度を測ってくれるでとても便利です。
アンテナレベルもまずまずです。
今のアンテナってシビアな調整もいらずに映るんですね。
スカパーアンテナの方向の調整がとてもピンポイント過ぎて大変だったことと大違いでした。
テレビにアンテナ線をつなぎ変えこれにて工事完了。
バッチリ民放放送が映りました。
しかし埼玉テレビが映らない・・・
新しくつけた地デジアンテナは東京タワーに向けての受信。
埼玉テレビを見るためには浦和方面の方に向けて設置したければならないことがわかった。
U+U混合器(UHF+UHF混合器)で足りない周波数の電波を補うことが必要ってことです。
2本のUHFアンテナを混合させる機器。
混合器といえばUHF+CS/BSのように全く違う周波数を合成させるものがほとんどですがこの機器のように同じ周波数を合成させるものは珍しいものだと思います。
一方を最大受信感度を受けられる東京タワー方向へ、
もう一本のアンテナを埼玉放送を発信してる浦和方面に向けるわけです。
そしてその2本のアンテナを合成させることによって足りない放送局を補うのです。
東京タワー方面の地デジアンテナで受信する埼玉放送の受信感度は27。
地デジ放送前に設置されていたUHFアンテナを混合させた結果アンテナレベルは67に上がりました。
地方局を視聴できない、地方局の放送を見たいと思った方はこの方法をお試しあれ。